かつて、世界で量産されていたウランガラス。人体に影響のないごく微量のウランがガラスに含まれています。ウランを使用した理由は着色のためで、光の加減でガラスが緑色に見えます。紫外線を放射する電灯(ブラックライト)で照らすことによって、とても奇麗な青緑(蛍光色)に輝くのが特徴です。
ウランガラスは、戦前まで日本でもたくさん作られていたようですし、この徳利というカタチから日本製だと思われます。酒器としてはもちろん、一輪挿しでも使えるサイズ。表面はザラザラしたエンボスデザインとなっています。
※経年によるごくごく細かな汚れあります。ただし写真でガラスが黒く見えてるところは表面の凹凸の影で、汚れではありません。
時代推定:大正〜昭和初期
サイズ約(口径2.5cm 直径6.5cm 高さ13.5cm)